後悔しない家選び10ステップ

STEP4|ちょっとだけ知っておきたいこと(最低限の知識)

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こんにちは。不動産購入エージェントの 結城さとる です。

「不動産って専門用語ばかりでむずかしそう…」
「業界の仕組みもよく分からないし、なんだか不安…」

そんな声をよく聞きます。

でも安心してください。全部を完璧に覚える必要はありません。

大切なのは、最低限の知識を 3つだけ 押さえておくこと。
これだけで、営業に振り回されず落ち着いて判断できるようになります。


1. 販売図面(マイソク)をざっくり読めるように

販売図面には、間取り・築年数・面積・価格・広告期限など、物件の基本情報が詰まっています。

💡 ポイント

  • 「なんとなく」でも読めれば十分

  • 営業トークをそのまま鵜呑みにせず、自分の基準で判断できる

猫田さん
「正直、紙にいろいろ書いてあって意味不明なんだよな。」

「大丈夫ですよ。間取り・面積・築年数、この3つだけでも読めれば十分なんです。」
不動産エージェント 剛田さん

👉 初心者向け解説はこちら:【初心者向け】販売図面(マイソク)の読み方


2. 不動産業界の仕組みを知っておく

  • 仲介会社は「仲介手数料」で収益を得ている

  • 同じ物件を複数の会社が扱っていることが多い

  • 業界全体は「レインズ」というシステムで物件情報を共有

つまり――「この会社でしか買えない物件」は、ほとんど存在しません。

💡 ポイント
慌てて即決する必要はなく、落ち着いて選べます。

猫田さん
「“うちでしか買えません!”って言われても、ウソかもってことか。」

「そうですね。ウソかどうかは難しいラインですが、少なくとも仕組みを知っているだけで、焦らされても冷静に判断できますよ。」
不動産エージェント 剛田さん

👉 さらに詳しくはこちら:不動産購入前に知っておきたい仕組みとは


3. 購入までの流れをざっくり把握

  • 住宅ローン事前審査

  • 内見

  • 購入申込

  • 契約

  • ローン本審査

  • 金銭消費貸借契約

  • 決済・引渡し

💡 ポイント
大きな流れを理解しておくだけで、不安がグッと減ります。

猫田さん
「やること多すぎてパンクしそうだわ。」

「全部覚えなくて大丈夫です。“今どの段階か”が分かるだけで、不安はかなり減りますよ。」
不動産エージェント 剛田さん


まとめ

  • 販売図面がざっくり読める

  • 業界の仕組みを知っている

  • 購入の流れを理解している

この3つが揃えば、焦らされても落ち着いて判断できます。

👉 次のSTEPでは「ゆずれないものはどれ?」──希望条件を絞り込むコツをお伝えします。

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