不動産エージェントの本音

仲介手数料の値引き交渉、実は嫌がられているって知ってました?

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こんにちは、不動産エージェントのさとるです。

「なるべく費用は抑えたい」――住宅購入を考えるなら、そう思うのは自然なこと。
でももし、不動産エージェントに「仲介手数料を安くして」と最初に伝えようとしているなら、ちょっと待ってください。

実はその交渉、エージェントからすると「やりづらい」「関係が崩れそう」と感じてしまうこともあるんです。

この記事では、不動産営業としてのリアルな現場経験から
「仲介手数料の値引き交渉がなぜ難しいのか?」「うまくいく交渉のタイミングや伝え方」について、お伝えします。

手数料の値引き交渉がなぜエージェントから嫌がられるのか?

お金の問題だけじゃない理由があります。

信頼関係が先に欲しいから

契約前から「手数料下げて!」という姿勢が見えると、「この方、本当に家を買う気あるのかな?」「この方とは合わないな、後でトラブルにも発展しそう」と思ってしまいがちです。
物件の価格交渉ならまだしも、プロとして全力でサポートさせていただきたい分「エージェントへの報酬に初めからケチをつけられる」と、信頼できる流れを築きにくいんです。
弁護士に弁護士報酬の値下げ交渉はしませんよね。

事情が分からないと値引けない

例えばどうしても住宅ローンがギリギリで「諸費用を節約したい」とか「予算の中で収めたい」など背景があれば、「では、なんとかしましょう」と対応できるのですが…
一方で初対面なのにいきなり手数料の話をされると、エージェント側も「本当にお客さんとして真剣か」慎重になってしまうんですよね。

エージェントも適正な報酬が必要

私は固定給ではなく、頂いた仲介手数料のうちから報酬を得ています
そこに「答えありき」で値下げ交渉が続くと、時には成果を出す意欲にも影響します。
それゆえ、「まずお互いに歩み寄る姿勢」がない交渉はやりづらいんです。

値下げ交渉、するならこのタイミングで

資金計画や諸費用を整理した後
 「諸経費が思ったよりかかっていて厳しい…」「全体の予算調整したい」といった事情が見えれば、対応しやすくなります。

 交渉をスムーズに進めるポイント

「まずは私の話を聞いてください」の姿勢から始めよう
信頼関係がなければ、値下げの話も伝わりにくくなります。

ニーズを伝えよう
 「金額を下げたい理由」を明確に伝えることで、エージェントも協力しやすくなります

「価格交渉は期待してます」もOK
物件価格の交渉は時期やタイミングにもよりますが、エージェントの腕の見せ所。
むしろ頑張るべきところなので、こちらは積極的に相談してOK!

これから家を探すあなたへ

私のモットーは「まず信頼関係を築いて、そこから価値ある交渉をしていく」。
仲介手数料の値引きも、価格交渉も、お互い気持ちよく進められる形にするのが理想だと考えています。
そこはまず信頼関係あってのものだと思います。
不動産エージェントは対戦相手ではありません。
協力してあなたにあった住宅購入を手助けするパートナーです。

 不動産購入を本気で考えているあなたへ

住宅購入は一生に一度の大きな決断。信頼できるエージェントと一緒になって進めていくことが成功の鍵です。
「信頼できる相談相手が欲しい」「交渉で後悔したくない」という方は、まずはお気軽にチャットかLINE相談へどうぞ。
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