道路のキホン｜公道と私道って何が違うの？知らないと将来トラブルに…

こんにちは、不動産エージェントの結城さとるです。

物件を探していると、
「南側4.0m私道に接道」
なんて記載を見かけることがありますよね。

でも、「私道」と「公道」の違いって、パッと説明できますか？

実はこの違い、あいまいなまま購入してしまうと──

✅ 建て替えや工事でトラブルになる
✅ ローンが通らない
✅ 将来、資産価値に影響が出る

なんてことにもつながる重要ポイントなんです。

「公道」と「私道」の違いって？

項目	公道（こうどう）	私道（しどう）
管理者	国・都道府県・市区町村などの公的機関	個人・複数の所有者・民間会社などの私有者
誰でも通れる？	基本的には誰でも通行OK（法律で保障）	原則は所有者の判断。通行は慣例でOKなケースが多い
道の維持費（舗装・補修）	自治体が負担	所有者が負担（住民で割り勘のことも）
建築確認（接道要件）	建築基準法上の道路であれば問題なし。	私道でもOKだが、位置指定道路など条件が必要
将来リスク	基本的に少ない	持ち主と揉める・通行承諾が必要・再建築不可のリスクなど
メリット	安心・管理しっかり・売却に強い	物件価格が比較的安い傾向
デメリット	特になし（強いて言えば車通りが多い場所も）	管理負担・承諾関係の書類などが面倒になりやすい

📌 よくある販売図面の記載：

「接道：東側4.0m私道に2.5m接道」
→ この道は「自分」または「他人」が所有・管理している私道の可能性大！

猫田さん

あとでトラブルになるから、俺は絶対私道はやだ！

私道という文言だけ聞いて拒否反応をしめす人も多いですが、リスクを知って正しい知識で購入すれば私道でも後悔しない物件選びができます。

不動産エージェント　剛田さん

公道なら行政が管理してくれますが、私道はそうはいきません。
トラブルが起きたとき、誰が責任を持つかがとても重要になってきます。

私道＝ダメ、というわけではありません。
次のような条件が揃っていれば、比較的安心です。

✅ 建築基準法に適合した「位置指定道路（42条1項5号）」
✅ 自分の持分がある（＝自分の土地として共有している）
✅ 通行・掘削の承諾書がある

📌 販売図面や重要事項説明書で、しっかりチェックしましょう。

「なんだか難しそう…」と思った方、大丈夫です！

法律や用語を全部覚える必要はありません。
大切なのは、「私道って色々あるんだな」「不安なときは相談しよう」という意識を持っておくこと。

📩 私の無料LINE講座では、こうした“知らないと損する住宅の知識”を
やさしい7ステップでお伝えしています。👇

＼無料LINE講座やってます／

📩営業ゼロ！自分のペースで学べる
10STEP『後悔しないマイホーム選び』
講座の詳細と登録方法はこちら👇

（※ボタンクリックでご案内ページに移動します）