🏠超長期住宅ローン(40年・50年)が増加中!
最近じわじわ増えてる「超長期住宅ローン」選ぶ前に知っておくべき注意点とは?
背景:
・住宅価格の高騰
・所得の伸び悩み
・ライフステージの変化(晩婚化・長寿化)メリット:
✅ 月々の返済が軽くなる
✅ 借入可能額が増えるデメリット:
⚠…— 結城さとる@家選びのサポーター (@yukisatoru04) July 11, 2025
こんにちは、不動産エージェントの結城さとるです。
最近、「50年ローン」や「40年ローン」といった超長期の住宅ローンを耳にする機会が増えていませんか?
これまでは35年ローンが最長とされていましたが、2025年現在、それを超える期間の住宅ローンを提供する金融機関が増えています。
今回は、こうした超長期住宅ローンがなぜ増えてきたのか、その背景と、メリット・デメリットをわかりやすく整理してみました。
なぜ35年を超えるローンが増えているのか?
住宅価格の高騰
ここ数年、特に都市部を中心に住宅価格が右肩上がり。
35年ローンでは月々の支払いが高額になってしまうケースも増え、返済期間を延ばして月々の負担を減らす選択肢が求められています。
所得の伸び悩み
サラリーマン世帯を中心に、収入が横ばい~微増にとどまる時代。
"収入に見合った返済額"を考えたとき、35年ローンでは希望の物件に手が届かない人も多くなっています。
人生100年時代・ライフステージの変化
平均寿命の延びや、晩婚化・晩産化により、住宅購入のタイミングが遅くなる傾向。
40代での購入も一般的になり、返済完了時期を柔軟に考える人が増えています。
金融機関の選択肢拡大
以前は一部の機関に限られていた超長期ローンも、今やメガバンク・ネット銀行含め広がっています。
50年ローンを取り扱う銀行も登場し、選べる幅が増えました。
超長期住宅ローンのメリット
▶ 毎月の返済額を抑えられる
返済期間が長くなる分、月々の支払額が軽減され、家計の余裕が生まれやすくなります。
▶ 借入可能額が増える
返済負担率が下がるため、金融機関の審査上、より高額なローンが組めるようになります。
▶ 若年層でも購入しやすい
20代〜30代の若い世代でも、月々の返済負担が軽くなることでマイホーム取得のハードルが下がります。
▶ 団体信用生命保険の効果
ローン期間中にもしものことがあった場合、団信によって残債が完済される仕組み。 長期間のローンでも、家族に経済的な負担が残りにくい点は安心材料です。
デメリット・注意点も多いです
▶ 総返済額が増える
期間が長いぶん利息が膨らみ、結果的に支払総額は35年ローンよりかなり多くなります。
▶ 金利上昇リスクが続く
変動金利を選んだ場合、将来の金利上昇により返済額が増えるリスクが長期間つきまといます。
▶ 老後まで返済が残る可能性
返済が70代・80代まで続くこともあり、年金生活とのバランスが課題に。 「定年後の返済プラン」が大切になります。
▶ ライフプランの変更に弱い
子どもの進学、転職、介護など、長い人生の中では予想外の支出が出てきます。 ローン期間が長いと、その柔軟性が失われやすくなります。
▶ 売却リスク(オーバーローン)
返済初期は元本がなかなか減らないため、数年で売却しようとすると「ローン残高>売却価格」になりかねません。
まとめ:長く借りるほど、"計画性"が求められる時代
超長期住宅ローンは、家計のゆとりを生み、住宅取得のハードルを下げてくれる一方で、人生全体に関わるリスクも大きくなります。
選ぶ際は、以下のような視点が重要です:
- 退職時期と完済時期のバランスを考える
- 繰り上げ返済の可能性を見据えておく
- 将来の収支や教育費・老後資金もふまえて設計する
「借りられるから借りる」ではなく、 「返せるか」「自分の人生設計に合っているか」で判断しましょう。
必要であれば、資金計画や返済シミュレーションを一緒に考えます。 お気軽にLINEからご相談くださいね✨
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