後悔しない家選び10ステップ

STEP5|ゆずれないものはどれかな?(条件整理)

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こんにちは。不動産購入エージェントの 結城さとる です。

家探しでよくあるのが――

「駅近で、広くて、新しくて、日当たりも良くて…しかも安い!」

つい全部を求めてしまうこと。

でも実際には、100点満点の家は存在しません!

だからこそ大切なのは、“譲れないもの”をあらかじめ決めておくこと です。

これをやらないと…
✅ 条件がどんどん増えて迷走する
✅ どれも決め手に欠けて前に進めない

そんな状態に陥りがちです。


1. ライフプランから逆算する

  • 終のすみかにするのか、将来は住み替えも視野に入れるのか

  • 子どもの成長や親の介護など、家族構成の変化はあるか

  • “今”だけでなく“10年後・20年後”の暮らしをイメージする

猫田さん
「今ピッタリでも、10年後に狭すぎとか遠すぎってなったら最悪だな。」

「その通りです。将来を踏まえて“譲れない条件”を考えるのが大事なんです。」
不動産エージェント 剛田さん

💡 ファイナンシャルプランナーによるライフプラン診断も参考になります。


2. 資金計画を固める

  • 「借りられる金額」=「返せる金額」ではない

  • 自己資金を入れるか、全額ローンにするか

  • 将来の支出(教育費・車の買い替えなど)も織り込む

猫田さん
「銀行が貸してくれる額=自分が返せる額、じゃないんだよな。」

「そうですね。生活費や教育費も含めた上で、“無理なく返せる額”を基準にしましょう。」
不動産エージェント 剛田さん


3. 物件種別を決める

STEP3で比較した

  • マンション or 戸建て

  • 新築 or 中古

  • リノベをするかどうか

この中から、自分たちの暮らしに合うものを選びます。

猫田さん
「“新築が正解”とかじゃなくて、自分たちに合うカタチを決めるんだな。」

「そうです。種類を絞るだけでも、グッと探しやすくなりますよ。」
不動産エージェント 剛田さん


4. 具体的な条件を整理する

  • エリア(通勤時間・学区・環境など)

  • 間取り・広さ

  • 築年数・設備

  • 駐車スペース・庭の有無

猫田さん
「条件が固まらない人って、欲張りすぎてるだけかもな。」

「ええ。“ちょうどいい家”を見つけるには、3本柱に絞るのがコツです。」
不動産エージェント 剛田さん

👉 参考記事:住めば都は本当だった!【完璧じゃない家】を買って10年。それでも後悔していない理由(体験談)


まとめ

  • 譲れない条件は3つに絞る

  • エリア/間取り/築年数や設備を整理する

  • 将来の暮らしから逆算する

条件を3つに絞るだけで、家探しはぐっとラクになり「自分たちに合ったちょうどいい家」に出会いやすくなります。

👉 次のSTEPでは「ふわふわの不安に名前をつけよう」──不安を見える化して整理する方法をお伝えします。

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