「家を買えば、あとはローンを払うだけでしょ?」
実は私も昔はそう思っていました。
でも、実際に戸建てに住んでから気づいたんです。
住み始めてからも“じわじわ出費”は続くということに。
住宅は「買った後」のことを見越しておくのもとても大切。
今回は、戸建てのランニングコストについて、体験談も交えてご紹介します。
目次
固定資産税って、思ったより痛いかも
固定資産税…これ、なかなかの存在感です。
家と土地それぞれにかかるため、年額10〜20万円程度を見ておきましょう。
因みにわが家は土地と建物合わせて現在年間13万円くらいです。
新築の軽減措置が終わると金額も上がるので、将来的な見通しを持っておくことが大切です。
外壁・屋根の塗り替え、そんなに高いの…?
築10年を過ぎると、「そろそろ塗装しないとね」という話をよく聞きます。
実際に100万円前後かかるケースも多く、びっくりする人も。
ちなみに私は“塗らない派”で、理由はこちら👇
▶︎《10年目でも外壁塗装しない理由》
設備の寿命は意外と早い
給湯器の交換、トイレの不具合、IHやガスコンロのトラブルなど…。
築年数に応じて様々な「お金がかかるタイミング」が出てきます。
「10〜15年でまとまって不具合が出てくる」
このリズムを意識して準備しておくと安心です。
光熱費が増えた…?
家が広くなると、冷暖房や照明の光熱費も自然と増えます。
とくに冬の暖房費はエリアによっては2倍近くになることも。
戸建てを買うと賃貸の時に比べて部屋が広くなることが多いですよね。
そのぶん光熱費も上がるということは念頭に置いておきましょう。
家の性能と暮らし方に合わせた“節電スタイル”を確立したいところですね。
火災・地震保険、必要な分だけ見直してますか?
保険もマイホーム維持には欠かせません。
火災保険・地震保険の内容や補償範囲を見直してみましょう。
近年では自然災害のリスクが増しているので、補償の見直し=生活の安心に直結します。
とはいえ保険はあくまで保険ですので、バランスを大切に。
庭・外構メンテナンスの“想定外出費”
我が家は防草シートを自力で敷いたりしてコストを抑えましたが、
「砂利補充」「駐車場の補修」など、地味にコストがかかります。
外構は最初に整えても、維持には“じわじわ”費用が出ていくと覚えておきましょう。
まとめ:毎月1万円の積立で未来の安心を
戸建ては「月々のローンが終われば安心」じゃありません。
マンションだと強制的に管理費や修善積立金を払いますが、戸建てはそれがありません、
月1万円だけでも積立しておくと、10年後には120万円の備えになります。
家は「持って終わり」じゃなく「育てていくもの」。
後悔しないために、今から準備を始めていきましょう。