こんにちは。「この度家をかいまして...」運営者のさとるです。
この記事では、私たち家族が10年前に入間市で建売の新築戸建てを購入したときの実体験をお話しします。
「家を買おうかなと思っているけど、何から始めればいいの?」
「リアルな体験談が聞きたい」
そんな方の参考になれば嬉しいです。
目次
1. 家を買おうと思ったきっかけ
当時は、私と妻、1歳の子供が1人(その後あれよあれよと4人に)の3人世帯でした。
それまでは月々6万円ほどで3LDKの賃貸アパート暮らし。
・アパートだと子どもの足音や泣き声が気になる
・家賃がずっと掛かるのがもったいない
という子供が生まれてからのライフステージの変化という動機もありますが、
当時私が不動産の仲介営業を始めて2年ほどが経ち、
住宅購入がとても身近に感じられてきた時期でもありました。
・住宅ローンは若いうちに組んだほうが良い
・不動産営業で持ち家だと説得力が出そう
・意外と自分の年収でも買えるんだ
お客様に住宅をご紹介しているうちに自分でもマイホームを持ちたい。
そんな思いから“買う”という選択肢を現実的に考えるようになったのがきっかけでした。
当時26歳だった私、割と勢いもあっての決断です。
2. エリア選び〜入間市を選んだ理由
住む場所を選ぶとき、最初に考えたのは?
「通勤距離」「住宅価格」「周辺環境」の3つ。
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妻も私も車通勤
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住宅ローンを組んでも月々の支払いが家賃と変わらない程度
- スーパーなどの生活施設や教育施設が遠すぎない
私たちの場合は、他のエリアを選択肢には入れておらず、すでに数年生活をしてきた場所ということで入間市を選びました。
決め手は?
✅ 予算内で新築の戸建て住宅が買える
✅ 通勤時間も変わらず、都内へのアクセスも悪くない
✅ 車で5分圏内に生活施設が充実している
✅ 自然が多く中小規模の公園も点在している
というところ。
特に、エリアを選ぶ点ではすでに住んでいるエリアと購入したい住宅の相場感に大きなズレがなかったところが一番の決め手でした。
3. 物件探しの方法・希望条件
一般的に物件探しはSUUMOやホームズで毎日検索。
週末に不動産屋に連絡して内見。
という流れが多いかと思いますが、私は仕事で毎日最新の物件情報や実際に現地を見ることができたので、希望条件を妻と相談し下記に絞って私がまず物件を見て最終決断時に妻に見てもらいながら決定するという流れにしていました。
希望条件は
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土地の広さ(最低30坪)
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小学校までの通学距離
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4LDK以上
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駐車場2台分が取れるか
- 月々のローンの支払額が今の家賃と変わらないくらいであること
結果的には、上記条件を満たす物件を見つけることができました。
決め手は、
✅ 建物の間取りが暮らしやすそうだったこと。
✅ 一般的には日当たりが悪いとマイナス面が目立つ北道路の物件で価格が抑えられたこと。
✅ 周辺環境(スーパー、学校、公園)に満足できたこと。
結局、最終的に妻は今の住宅に決めるまでに見学した物件は全2件でした。
私が不動産の仕事をしているということもありますが、事前に夫婦の条件をかなり絞っておいたので迷うことなく自分たちにあった物件を決断できたのだと思います。
希望条件が多すぎる、理想が高すぎると100%の物件に巡り合うことはまずありません。
条件を固めておくことで、迷いなく現実的なマイホームを手に入れられました。
4. 契約・住宅ローン・引き渡しまでの流れ
■ 契約
気に入った物件に出会ってから、即決。
若干の値引き交渉も事前に行いました。
一週間以内には手付金を払い、重要事項説明を受けて契約です。
■ ローン手続き
ローンは個人事業主で入社後3年未満だったこともあり、私の条件でも組みやすい全期間固定型のフラット35を選択。
事前審査はすぐ通過、フラット35は本審査で落ちてしまうこともあるため、少しドキドキしましたが本審査も無事承認となりました。
団体信用生命保険の加入や火災保険選びもこのタイミングで加入。
■ 引き渡し
仕事ではしょっちゅうお客様の物件の引き渡しに立ち会っていましたが、実際に自分が購入者側の立場になると鍵の受け取り時は、やっぱり感動しました。
「これが自分の家か…」と、じーんとしたのを今でも覚えています。
5. 入居後の暮らしと感じたこと(良い点・後悔点)
正直、住宅を購入して10年経ちますが、後悔したことはありません。
■ 良かったこと
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子どもが自由に走り回れる(足音を気にしなくてOK)
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庭があることで家庭菜園や庭でプールができる
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15棟の分譲地だったので子供もも同じくらいの年齢が多く地域でのつながりができた
■ 後悔・注意点
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車2台が駐車可能なスペースがあったが、子供が増え自転車や遊具の置き場に占領されたため、結局近隣に1台分駐車場を借りることに。
6. これから家を買う方へ:10年後の自分からのアドバイス
当時の自分に伝えたいのは、こんなことです。
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「家は“完成形”ではなく、“育てるもの”だよ」買って終わりではなくどんな生活をするかが大事。
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「購入後の“暮らしのイメージ”を大事にして」おしゃれなキッチン。夢や理想も大事だけど、生活するイメージが湧いているかも大事。
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「すべて完璧な物件なんてない。不満も愛着になる」100%の物件はこの世に存在しない。
まとめ|経験者だからこそ言えるリアルな住宅購入
家を買うというのは、人生で最大級の決断です。
でも、完璧じゃなくても、正解は“その人なりの暮らし”の中にあると思っています。
10年たった今、あのとき買ってよかったと心から感じています。
この体験が、これから家を買おうとしているあなたの参考になれば幸いです。
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