後悔しない家選び10ステップ

STEP9|どれがいい?を数字でくらべてみる(優先順位づけ)

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こんにちは。不動産購入エージェントの 結城さとる です。

「候補は集まったけど、どれも良さそうで決められない…」

そんなときに役立つのが ― 点数化 です。

感覚だけで比べると…
✅ 「なんとなく好き」で決めて後悔する
✅ 家族で意見が分かれてまとまらない

こんな迷走につながることもあります。

だからこそ「譲れない3本柱」を基準に、点数をつけて比べてみましょう。


1. 優先順位の基準を作る

STEP5で決めた “譲れない条件3つ” をベースに評価基準を明確化します。

💡 例

  • 価格(無理なく返せる額か)

  • エリア(通勤・通学・生活圏に合うか)

  • 間取り(暮らし方にフィットしているか)

猫田さん
「“安い・広い・駅近”みたいに欲張るとブレブレになるぞ。」

「だから3本柱を決めて、そこを軸に優先順位をつけるんです。」
不動産エージェント 剛田さん


2. 各物件を点数化してみる

一覧表やエクセルにまとめて、条件ごとに点数をつけましょう(例:5点満点)。

感覚や印象だけでなく、数値で比較することで客観性 が生まれます。

猫田さん
「“なんとなく好き”を数字にしたら、家族でケンカ減りそうだな。」

「そうなんです。数字にするだけで、話し合いがスムーズになりますよ。」
不動産エージェント 剛田さん


3. 順位をつける

総合点の高い順に並べて、**1〜3位(多くても5位)**を優先候補に設定。
これは「見に行く順番」にも直結します。

猫田さん
「どうせ全部は見れないし、上位から見に行けば効率的ってことね。」

「はい。順位づけしておけば、売れてしまった場合でも次の候補にすぐ移れます。」
不動産エージェント 剛田さん


4. 前のSTEPに戻るサイン

  • 上位に入る物件が1件もない → 条件が厳しすぎる(エリア・予算を見直す)

  • すべて同じ点数で決められない → 条件があいまいすぎる(STEP5〜8に戻って再整理)

猫田さん
「迷ったら一回戻れってことか。前に進むだけが正解じゃないな。」

「そうです。条件を見直すのも、大切な前進なんです。」
不動産エージェント 剛田さん


まとめ

  • 譲れない3本柱を基準に点数化する

  • 1〜3件を優先候補に設定する

  • 数字で比べることで“なんとなく好き”から卒業できる

👉 次のSTEPでは 「住宅探しを誰に相談するか」具体的に見ていきます。

 

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