後悔しない家選び10ステップ

STEP8|さがすのはまだ“検索”だけ(情報収集)

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こんにちは。不動産購入エージェントの 結城さとる です。

「気になる物件を見つけたら、すぐ問い合わせ!」

…実はこれ、焦りにつながる失敗パターンなんです。

購入前の準備ができていない段階で問い合わせてしまうと…

✅ 営業に振り回されて疲れる
✅ 候補が増えすぎて混乱する
✅ 条件がブレて決められなくなる

こんな落とし穴があります。

STEP8で大切なのは ― “検索だけにとどめる” こと。
今はまだ「情報を集める段階」と割り切ってOKです。


1. 100点満点の物件は存在しない

理想をすべて満たす物件は、まず出てきません。
STEP5で決めた“譲れない条件3つ”を基準にして検索することが大切です。

猫田さん
「100点の家なんて探してたら、一生引っ越せないよな。」

「その通りです。“譲れない3つ”に集中することで、現実的な候補が見えてきますよ。」
不動産エージェント 剛田さん


2. 実際に検索してみると…

  • ヒットしない場合 → 条件が厳しすぎるサイン。エリアを広げる・価格を見直す。

  • ヒットしすぎる場合 → 条件がゆるすぎるサイン。本当に必要な条件かどうかを見直す。

猫田さん
「出ない=運が悪い、じゃなくて条件がキツすぎるってことか。」

「そうです。検索結果の数がバランスを教えてくれるんですよ。」
不動産エージェント 剛田さん


3. この段階でやるのは「ネット検索だけ」

ポータルサイト(SUUMO・アットホームなど)で調べれば十分です。
問い合わせや内見ももう少し待ってください。
今までのステップで自分の決めてきた条件等が今の物件情報とどれだけズレがあるかを確認してください。
もし、なかなか条件に合った物件がない場合は、前のステップに戻ってもう一度条件を整理しましょう。

猫田さん
「問い合わせとか内見はまだ我慢、ってことね。」

「はい。今は“検索だけ”にして、候補を見える化していきましょう。」
不動産エージェント 剛田さん


4. 候補は3〜5件、多くても10件

候補が多すぎると整理できず、逆に迷子になります。
3〜5件、多くても10件以内に絞り込むのがベストです。

猫田さん
「50件ブックマークして“どれにしよう…”って悩む未来が見えるわ。」

「それだと逆効果です。3〜5件に絞れば比較しやすくなりますよ。」
不動産エージェント 剛田さん


まとめ

  • 条件は譲れない3つに集中する

  • ヒット数が極端なら条件を見直す

  • 問い合わせや内見はまだせず、検索だけでOK

  • 候補は3〜5件、多くても10件

👉 次のSTEPでは、集めた物件情報をどう整理し、迷ったときに判断軸を取り戻すかを解説します。

 

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