こんにちは。不動産購入エージェントの 結城さとる です。
住宅ローンを組むとき、多くの人が最初に気にするのは――
「いくら借りられるか」
でも何度も言っていますが、本当に大切なのは、“いくらなら無理なく返せるか” です。
「借りられる=返せる」ではありません。
借りられる金額を基準にしてしまうと…
✅ 生活がギリギリになる
✅ 教育費や転職などに対応できない
✅ 返済に追われて暮らしを楽しめない
こんなリスクが出てきます。
だからこそ、返せる額から逆算した資金計画 が欠かせません。
1. 事前審査は早めにやろう
物件が決まる前に、金融機関で「自分がどのくらい借りられるか」を確認する手続きです。
メリット👇
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予算の上限がはっきりする
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気に入った物件が出たときに即行動できる
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無駄な内見や検討を避けられる


2. 金利だけで選ばない
住宅ローンは「金利が低いかどうか」だけで判断しがちですが、それ以外も重要です。
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団信(生命保険)の保証内容
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手数料や保証料
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担当者の対応の早さや丁寧さ


3. 固定金利と変動金利の選び方
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固定金利:金利上昇リスクなし。計画が立てやすい
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変動金利:低金利で始められるが、将来の上昇リスクあり
選び方の目安👇
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教育費のピーク時期が見えているか
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転職や独立の可能性があるか
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収入の安定度はどうか


4. 借りられる額 ≠ 適正な借入額
金融機関が「借りられる」と判断した額は、あくまで限度額。
自分たちの生活費や将来の支出(教育費・老後資金など)を見据えて、無理なく返せる額を決めることが大切です。


まとめ
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事前審査は物件探し前にやる
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金利だけでなく保証や手数料も比較する
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固定か変動かはライフイベントを基準に
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借りられる額ではなく返せる額を基準に
👉 家は「買うこと」より「住み続けること」が本番。
安心して暮らし続けられる返済計画こそ、後悔しない家探しの土台になります。
✅ いくらなら無理なく返せるか不安な方はこちら
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