後悔しない家選び10ステップ

STEP7|お金のこと、ほんとうに大丈夫?(ローンの考え方)

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こんにちは。不動産購入エージェントの 結城さとる です。

住宅ローンを組むとき、多くの人が最初に気にするのは――

「いくら借りられるか」

でも何度も言っていますが、本当に大切なのは、“いくらなら無理なく返せるか” です。

「借りられる=返せる」ではありません。

借りられる金額を基準にしてしまうと…
✅ 生活がギリギリになる
✅ 教育費や転職などに対応できない
✅ 返済に追われて暮らしを楽しめない

こんなリスクが出てきます。

だからこそ、返せる額から逆算した資金計画 が欠かせません。


1. 事前審査は早めにやろう

物件が決まる前に、金融機関で「自分がどのくらい借りられるか」を確認する手続きです。

メリット👇

  • 予算の上限がはっきりする

  • 気に入った物件が出たときに即行動できる

  • 無駄な内見や検討を避けられる

猫田さん
「どうせ審査するなら、後回しにしない方が安心だよな。」

「その通りです。早めに事前審査を受けておくと、探し方が効率的になりますよ。」
不動産エージェント 剛田さん


2. 金利だけで選ばない

住宅ローンは「金利が低いかどうか」だけで判断しがちですが、それ以外も重要です。

  • 団信(生命保険)の保証内容

  • 手数料や保証料

  • 担当者の対応の早さや丁寧さ

猫田さん
「“金利0.1%安い!”って飛びついたら、他の費用で逆に高くつくとかありそうだな。」

「まさにそうです。総返済額と安心感を含めて比べることが大事なんです。」
不動産エージェント 剛田さん


3. 固定金利と変動金利の選び方

  • 固定金利:金利上昇リスクなし。計画が立てやすい

  • 変動金利:低金利で始められるが、将来の上昇リスクあり

選び方の目安👇

  • 教育費のピーク時期が見えているか

  • 転職や独立の可能性があるか

  • 収入の安定度はどうか

猫田さん
「35年先の金利なんて、誰にも分からんだろ…。」

「だからこそ、ライフイベントに合わせて“自分に合う方”を選ぶのが正解なんです。」
不動産エージェント 剛田さん


4. 借りられる額 ≠ 適正な借入額

金融機関が「借りられる」と判断した額は、あくまで限度額
自分たちの生活費や将来の支出(教育費・老後資金など)を見据えて、無理なく返せる額を決めることが大切です。

猫田さん
「銀行の“借りられますよ”ってのは、こっちの生活までは考えてないってことか。」

「その通りです。だから“自分たち基準”で返せる額を見極めましょう。」
不動産エージェント 剛田さん


まとめ

  • 事前審査は物件探し前にやる

  • 金利だけでなく保証や手数料も比較する

  • 固定か変動かはライフイベントを基準に

  • 借りられる額ではなく返せる額を基準に

👉 家は「買うこと」より「住み続けること」が本番。
安心して暮らし続けられる返済計画こそ、後悔しない家探しの土台になります。

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