こんにちは。不動産購入エージェントの 結城さとる です。
「そろそろ家を探そうかな」
そう思ったとき、多くの人は SUUMO や at home のポータルサイト、あるいは住宅展示場からスタートします。
でも実は、ここから探し始めてしまうと――
✅ 条件がブレて迷走する
✅ 営業に振り回されて「なんとなく」で決めて後悔する
こんなリスクが高くなるんです。
だからこそ、家探しの第一歩は「物件検索」ではなく 現状把握。
いまの暮らしを棚卸しして、土台を整えることから始めましょう。
1. 今の住まいを棚卸しする
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賃貸か持ち家か、築年数や間取りは?
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その家を選んだ理由は?(例:通勤が便利、家賃が安い、両親が近い)
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今の住まいに対する不満は?(例:狭い、日当たりが悪い、騒音が気になる)
💡 ポイント
良い点と不満点を両方出すことで「残したい条件」と「変えたい条件」がはっきりします。


2. 月々の家賃と生活費を把握する
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今の家賃は住宅ローン返済額を決める重要なヒント
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「今と同じ額なら無理がない」「少し高くても許容できる」など、自分基準を持つ
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今の家賃より増えた場合、生活費は圧迫されないか?
💡 ポイント
今の家賃が、住宅ローンを考えるときのベースになります。
👉 さらに詳しくは別記事へどうぞ:
【今の家賃でいくらの家が買える?】家賃を基準に住宅ローンを考えよう


3. 自己資金と援助の有無を確認する
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頭金に使える貯金はいくら?
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家賃補助は持ち家になっても続く?
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親からの援助予定はある?金額は?
💡 ポイント
ゼロならゼロでOK。把握するだけで、購入可能な価格帯が現実的に見えてきます。


4. 収入・雇用の安定性を整理する
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雇用形態(正社員/契約社員/自営業)
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勤務年数や勤続状況
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配偶者の働き方や育休予定
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定年退職はいつ?
💡 ポイント
住宅ローンは20〜35年の長期戦。審査にも影響するため、ここは冷静に見直しましょう。


5. 家族構成と将来計画を考える
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現在の家族人数と年齢
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今後の子どもの予定(希望も含めてOK)
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親との同居や介護の可能性はある?
💡 ポイント
将来のライフプランを意識しておくと、間取りや立地の選び方で失敗しにくくなります。


まとめ
マイホーム探しは 「今の暮らしを整理すること」 から。
現状把握をしておくと、条件整理の土台ができて迷いがグッと減ります。
👉 次のSTEPでは「どうして家が欲しいのか?」動機を深掘りしていきましょう。