STEP6

初めての住宅購入7ステップ

【STEP 6】仲介手数料って払う価値あるの?

(記事内に広告が含まれています)

「仲介手数料0円!」

「仲介手数料無料!」

最近、こんな広告を目にすることが増えましたよね。

どうせ買うなら、できるだけ安いほうがいい。
ただでさえ高い買い物なんだから、少しでも費用は抑えたい。

その気持ち、よくわかります。

でも、少しだけ立ち止まって考えてみてください。
“無料”には、必ず理由があります。

今日は
「仲介手数料を払う価値はあるのか?」
このテーマを、現場の視点からお伝えします。

仲介手数料0円の仕組みとは?

仲介手数料が無料になるケースの多くは、
売主側から受け取る手数料だけで運営しているという仕組みです。

つまり、不動産会社の立場としては
購入者よりも、売主(または物件側)に近い立ち位置になりやすい。

その結果、
会社として利益になりやすい物件が、
自然と提案の中心になることもあります。

「無料=お得」とは限らない。
ここは、まず知っておいてほしいポイントです。


「0円」の裏にある3つの落とし穴

① 実は別の名目で費用が発生していることも

「ローン代行料」
「事務手数料」
「オプション費用」

仲介手数料は無料でも、
別の名目で費用が請求されるケースがあります。

すべてが悪いわけではありませんが、
何に・いくら払っているのかが分かりにくいまま進むと、
結果的に負担が増えていた、ということもあります。

② 紹介される物件に偏りが出ることもある

不動産の仲介では、
売主・買主の両方から手数料を受け取れる取引を
**「両手取引」**と呼びます。

仲介手数料が0円の場合、
仲介会社は買主からは一切手数料を受け取りません。

そのため実務上は、
売主側からも手数料を受け取れる両手取引の物件
優先的に紹介されやすくなります。

購入者の希望を聞いたうえで提案しているつもりでも、
無意識のうちに「両手になる物件」が前に出てくる。
これは、この業界では決して珍しい話ではありません。

条件が大きく外れていなくても、
本来なら他にも比較できた物件があった可能性はあります。

知らないうちに、
選択肢が絞られた状態で判断してしまうこともあるのです。

③ サポートが限定的になるケースも

仲介手数料をもらわない分、
サポート内容を簡素化している会社もあります。

  • 契約までのフォローが最低限

  • ローンの相談は深く踏み込まない

  • 引渡し後のフォローは基本なし

「大事な場面で、誰にも相談できなかった」
そんな声が出ることもあります。

中には、
案内は他社に任せ、契約だけ自社で行う
というケースも、残念ながらゼロではありません。

※もちろん、すべての「仲介手数料無料」をうたう会社がこのような対応をしているわけではありません。
ただ、それを事前に見極めるのは簡単ではない、というのが現実です。

仲介手数料は「安心と納得」への投資

もちろん、
高い手数料を払えばいい、という話ではありません。

ただ、信頼できるエージェントと二人三脚で進めるために、
その対価として手数料を支払う価値はあると思っています。

仲介手数料は、
購入時のサポートだけでなく、**購入後まで見据えた「安心への対価」**だと、私は考えています。


本当に大切なのは「誰に相談するか」

  • 売り込まれたくない

  • 無理に急かされたくない

  • 自分たちのペースで家探しをしたい

そんな方にとって大切なのは、
「無料かどうか」よりも
「誰と一緒に進めるか」かもしれません。

次はいよいよ最終回。
あなた自身の「家選びの軸」を整理できる
【10の質問リスト】をお届けします。

▶︎後悔しない家選びのための「10の質問チェックリスト」|考えるだけで判断軸がクリアになる!

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