(この記事はLINEステップ配信の内容を詳しく解説したものです)
「仲介手数料0円」
「仲介手数料無料!」
最近、そんな広告を目にすることが増えましたよね。
でもちょっと待ってください。
“無料”には理由があります。
今日は、「仲介手数料を払う価値があるのか?」を、現場目線でお伝えします。
仲介手数料0円の仕組みとは?
仲介手数料が無料になるケースの多くは、
売主側からの手数料(業者報酬)だけで運営しているパターンです。
つまり、購入者の立場というよりも、
売主(または物件側)に寄ったサービスになる可能性があります。
不動産会社の利益になる物件だけを紹介されてしまっている可能性があります。
ただより怖いものはありません。
「0円」の裏にある3つの落とし穴
① 実は他の名目で費用を取られていることも
「サポート料」「事務手数料」「謎のオプション費」など、
仲介手数料は無料でも、別の名目で費用を請求されるケースがあります。
② 紹介される物件に偏りがある
仲介業者が売主側と提携している場合、
その会社に都合のいい物件ばかり紹介されがちです。
本来なら、もっとあなたに合う物件があるかもしれないのに、
選択肢を狭めてしまうことになります。
③ サポートが限定的になるケースも
手数料をもらわないぶん、サポートを簡素化していることも。
「契約・ローン・引渡し」の重要な局面で、
**フォローがなく不安な思いをした…**という声も少なくありません。
ひどい場合は案内は他の会社にやらせて、契約だけ自社でやるなんてパターンも。
(※全ての仲介手数料無料を謳う会社がこのような質の悪いサービスを提供しているとは限りませんが、それを見極めるのは難しい...)
仲介手数料は「安心と納得」への投資
もちろん、高い手数料を払えばよいという話ではありません。
ですが、信頼できるエージェントと二人三脚で家探しを進めるために、
その対価として手数料を支払う価値は十分あります。
仲介手数料は購入時の”今”だけではなく購入後のサポートもお約束する対価だと私は思っています。
本当に大切なのは「誰に相談するか」
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売り込まれたくない
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無理に急かされたくない
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自分たちのペースで家探ししたい
そんな方には、「無料」よりも自分に合った人と進めることの方が大事かもしれません。
次回は、いよいよ最終回!
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