「新築戸建てがベストです」とは言いません。
でも、不動産エージェントとして数多くの住宅購入をサポートし、
そして実際に自分自身も住宅を購入した私だからこそ、
「自分たちにとってちょうどいい選択」
それが建売の新築戸建てになるケースは、思っているより多いと感じています。
この記事では、私が「建売の新築戸建てが良い」と思う3つの理由をお伝えします。
私が“新築戸建て”をおすすめする3つの理由
理由1:特徴はないけど万人受けする「完成された間取り」
新築戸建ては、販売会社がこれまでの家族構成・生活導線・収納需要などを徹底的に分析したうえで設計しています。
だからこそ──
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ファミリー層に合った間取り
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無駄のない収納設計
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最新の省エネ設備や断熱性能
など、“今の暮らし”にフィットする仕様になっているんです。
実際に多くのお客様が、初めて内見したときにこう言います。
「なんか、すぐに住めそうな気がする」
これってとても大事で、想像上の理想より、“実感できるフィット感”が住宅選びでは重要です。
注文住宅などで、住む人の個性が出た住宅って意外と住みにくかったりするんですよね。
理由2:購入後すぐに住めて、将来的な修繕リスクも少ない
新築戸建ては「完成品」が売られている場合が多く、
住宅ローンの手続きが終われば、1ヶ月ほどで引っ越し可能です。
中古住宅だと、
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リフォームの必要がある
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修繕の履歴が曖昧
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設備の寿命が読めない
など、住んでからのリスクや手間が意外と多いんです。
その点、新築戸建ては設備保証・建物保証がしっかり付き、
最初の10年間は「とにかく快適で安心して住める」ことが最大の魅力です。
特に共働きや子育て中のご家庭には、この“メンテナンスフリー感”が大きな安心材料になると思います。
理由3:土地が手に入るという強み
これは私自身の住宅購入の決め手でもあった視点です。
新築戸建ては、「建物+土地」での購入となるので、
たとえ建物が将来劣化しても、土地という資産は残ります。
私は個人的に、住宅を“人生に一度の大決断”とは思っていません。
子どもが巣立ったら売却して、夫婦2人で住み替える予定です。
そのときのためにも、「土地」という確かな資産があるのは心強い。
一方で、マンションは建物が古くなっても土地だけ売る選択肢がありません。
20年後、30年後の未来がどうなるかは分からなくても、
土地はいつでも“換金できる資産”になる。
これは新築戸建てを選ぶ大きな理由の一つだと思っています。
最後に:あなたにとっての「ちょうどいい選択」を
新築戸建てをおすすめする理由を3つに絞ってご紹介しましたが、もちろんすべての人に当てはまるわけではありません。
大切なのは、
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今の暮らしに合っているか?
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将来の変化に対応できるか?
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自分たちの価値観にフィットしているか?
この3つの軸で、家を選ぶこと。
私のように、「今の家は子どもたちのため」と割り切って買ったっていいし、
「将来売れればそれでOK」という価値観があってもいい。
完璧を求めず、「納得して選べるかどうか」が一番大切です。
🏷️この記事も参考に:
▶︎ 住宅購入に失敗しないための10ステップ
今後も、“自分の住む家は自分で決める”ためのヒントをお届けしていきます。
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